藩政時代、一日だけ一般庶民にご開帳される本尊阿弥陀如来に願をかけるため「裸詣(はだかまり)り」が始まったと伝わっています。
ここ盛岡の地では当山が最も古い歴史を持ち、「おあみださんのお寺」として親しまれてまいりました。
毎年旧12月14日のお年越えの行事でしたが、昭和50年以降は新暦の1月14日に定められ、現在に至ります。
厳冬の晩に、何十人もの男たちが腰ミノだけの裸で願いを抱き厳かに詣でる様子は、参道を埋める人々に感動を与えます。
時には女性や子供が参加することもあります。
当日は出店が立ち並び、そばや甘酒で暖をとるのも楽しみのひとつです。